アメリカでコメディって、どんなことしてるの?とよく聞かれます。
でもスタンダップ・コメディって、ピンと来ない方が多いのでは?
そこで今日は、アメリカのコメディの種類をザックリとご紹介します。
笑いの表現は無数にありますが、大きく5つのジャンルに分かれます。スタンダップ、スケッチ、インプロ、バラエティ、そして喜劇です。
アメリカのコメディの基本を書いたブログは、こちら。
アメリカのコメディー 001 基本はフリーダム・オブ・スピーチ
言葉の笑い: スタンダップ・コメディー
コメディアンがジョークというフリとオチ(セットアップ・パンチ)のネタを作り、1人で舞台に立ち、言葉で笑いを表現します。物マネも昔は多かったですが、現在は言葉の笑いが主流です。
日本ではきみまろさんがいますね。(今のアメリカで女性の顔や体型を笑ったら怒られるのでご注意を)
キャラクターを演じる笑い: スケッチ・コメディー
日本でいうコントに近いもの。コメディアン達がキャラクターや物真似、パロディや寸劇を作り演じます。有名な番組はサタデー・ナイト・ライブです。
アドリブで笑わせる: インプロ
Improvisation(即興)。アドリブで面白く奇妙な状況を、観客の前で作りあげるスタイル。数分の短い場面から、1時間の物語まで色々です。スケッチや、コメディ映画、TVの脚本はインプロから作ることも多いです。
映画ではブライズメイズなどが有名。
体の笑い: フィジカル・コメディ(バラエティ)
大道芸の種類。体を使ったコメディで、クラウン(ピエロ)やパントマイム、楽器や歌で笑わせるミュージカル・コメディなど幅広いです。奇抜なコスチュームや小道具など、目で見ても楽しめます。
ストーリーと演技の笑い: コメディック・プレイ
これは喜劇。上の4つを集結した起承転結のある物語。TVに映画や舞台、口述で語るストーリー・テリングなど。笑いだけじゃなく、時にホロっと涙する場面もあります。
日本でもドリフ映画から三谷幸喜さんの作品など、たくさんがありますよね。
さて、私のコメディの始まりは20代の頃。
東京でインプロに恋をして3年間ハマりました。
自分の意見が伝えられるコメディに惹かれ、アメリカへ。
クラウン(ピエロ)やスケッチを経験した後、スタンダップ・コメディを始めました。
あれから10年。 ←きみまろ風
皆さんの好きなコメディを教えてください。
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